以前の水道管の工事は、本管の水を止める断水を行い作業する事が普通でした。しかし、時代の流れに合わず新しく開発されたのが不断水工事の方法です。従来は、何週間も前より近隣への通知を行い工事期間中は、場合によって給水車の手配が必要でした。日中に家に居ない方であればそれ程問題になりませんが、在宅している方はお風呂に水を溜め等なして生活用水を確保する場合もありました。

しかし、近年では様々な建物の普及や住宅の増加によりライフラインである水を止める事は不可能な状態です。工場では生産性が落ち、飲食店では売り上げの低下に繋がります。また、老人施設であれば、水は何よりも大切な存在です。電気工事ですら停電をさせないで配線工事が可能な時代に、水道管の工事も同じ事が求められ、それを可能としたのが不断水工事となります。

不断水工事では、本管の分岐したい箇所に割T字管を取り付けます。更にバルブを取り付けし穿孔機をセットします。穿孔機ドリルにて既設に孔を開け、ドリルを元の位置に戻します。水が溢れてくるのでバルブを閉めて止水します。

穿孔機を取り外せば、それ以降の配管作業を行う事ができます。穴空けした際に、既設配管の削り屑は配管圧力により外に出されるので混入の心配は要りません。不断水工事では従来の様な配管清掃作業も必要無く、蛇口をひねると赤水が出る事もありません。また、近隣への周知も不要で経費の削減にも繋がりコスト面で魅力的です。

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